あったか生活設計
3月1日(水)、アクティブ市民塾「いつかくる 介護と認知症とそれを支える社会のしくみ」を実施しました。
講師:高本 安子(あったか生活設計)
時間:10:00〜12:00
会場:NPOさぽーと802(八王子市市民活動支援センター)
『あったか生活設計』は、高齢者が抱える課題をテーマに講座を開き、役立つ情報の普及に努めている団体です。
今回は、開催講座のひとつである、介護や認知症とそれを支える社会情勢について、講師の本さんの実体験を元にお話ししてくださいました。
定員20名で募集をスタートしましたが、それをはるかに上回るお申込みや問い合わせがあり、会場がいっぱいになりました。
介護や認知症に対する関心の高さを実感しました!
近年、高齢者・認知症・介護についての深刻なニュースが増えており、多くの人が、健康や介護について大きな不安を抱えています。しかし、まだまだ自分事としてとらえられていない現状があります。「関心があれば前もって準備できたのに…」と後悔しないために、超高齢化社会がもたらすさまざまな影響を、社会の視点、個人の視点で考えてみる講座でした。
●高齢者の現状
●介護の現状
●介護制度
●介護の課題
●認知症関連施策
●認知症について、あなたが行動できること
●早期診断・早期絶望にならないために
●今後の懸念される状況
●最後まで安心して暮らせる地域社会をめざすには
<高齢者の心配事の相談場所の紹介>
◇八王子高齢者あんしん相談センター(地域包括支援センター)
◇八王子ケアラーズカフェ わたぼうし(認知症家族サロン)
◇公益社団法人「認知症の人と家族の会」
その他、認知症の予防のお話や、診断前から病気や介護についてが学んでいくことの大切さについてもお話いただきました。
悲観的になってしまいがちなお話ですが、本さんの温かいお人柄がにじみ出て、質問やご意見がたくさん出やすく、参加者の体験やお考えも交換することができました。
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=「あったか生活設計」過去の講座例=
★地域ケアのある町をめざして
★老後に必要なお金
★若者の結婚支援
★老いと社会と認知症
★認知症の時代を生きる
★親の介護から見えた認知症の現実
★こんなはずじゃなかった!在宅介護と認知症
※高齢者問題に関心のある方、活動仲間募集中です!